ジェイエイフーズみやざきの取り組み
原料生産から加工、販売まで一貫した取り組みを進めています。
インテグレーションモデルの導入
耕種部門でのインテグレーションを実施。
農地での栽培から工場での加工まで、一連の流れをよりスムーズに行うために管理、調整を行っております。
加工会社は、生産者の作物を仕入れる形が一般的ですが、ジェイエイフーズみやざきでは、契約農家の「土づくり」の段階から
管理に入り、肥料や農薬の種類、与えるタイミングなどを指定、管理します。
- 播種
- 栽培
- 収穫
- 選果
- 加工
- 販売
加工・販売のみ行っているため品質にバラつきが生まれたり安定した出荷量を維持出来ない可能性がある。
- 播種
- 栽培
- 収穫
- 選果
- 加工
- 販売
- 栽培に使用する肥料・農薬を設定し合意した手順の生産管理
- 収穫は工場稼働と生育状況を考慮し、自社収穫
- 全圃場の栽培工程を管理し、確実な製造スケジュールの組み立て
- 直接、取引先営業することで要望に素早く対応
1.安全安心なモノづくり国際基準の安全管理で宮崎県産・国産にこだわったモノづくり
ほうれんそうで
グローバルGAPを
取得(原料)
グローバルGAPを取得し、安全で持続可能な農業を実践し地域経済に貢献しています。グローバルGAPは、世界120か国以上で普及し、事実上の国際基準となっています。
GLOBALG.A.P.認証は、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランドです。
※2020年5月現在
FSSC22000を取得(工場)
FSSC22000を取得し、食品衛生の国際規格に準処した衛生管理体制を実施。
FSSC22000とはGFSI(Global Food Safety Initiative)によって認証された規格であり、フードチェーンを通じて最終消費者に安全な食品を提供するための国際規格です。
残留農薬検査・食品微生物検査
定期的な抜きとり検査や各微生物検査を各ロット毎に実施し、安全性を確保しています。
トレーサビリティー
トレーサビリティにより、原材料の出所や食品の製造元、
販売先等の記録を記帳・保管し、食品とその情報とを追跡できるようにしています。
2.おいしいモノづくり高い鮮度を保つために生産者とフィールドコーディネーターによる愛情込めたモノづくり
鮮度の高い状態を保つために
ほうれんそう・こまつな等鮮度を重視する葉物野菜は収穫後30分以内に工場へ持ち込むことができる、工場周辺約20km圏内で契約栽培しています。
また収穫は工場の稼働状況を考慮し、フィールドコーディネーターがスケジュールを調整して搬入。
これにより鮮度の良い状態のほうれんそう等を冷凍加工しています。
フィールドコーディネーターによる管理
7~10日毎の圃場巡回により生産者とFCの信頼関係を築いています。
- 工場製造計画に基づく、エリアブロック別播種
- G.GAP工程に基づく、計画指定資材での防除・施肥
- 生育状況・気象環境変動によるタイムリーな一括作業
指示 - 圃場別生育シミュレーションによる機械収穫
3.スマートなモノづくり最新機器を使ったかしこい農業
無人トラクターを活用した
圃場整備
広大な圃場の耕運作業等をより効率的に行うために無人トラクターを導入。
複数台を並走させることで、作業の質は保ちながらもより早く、圃場整備を行うことが出来ます。
追肥や作物の生育管理のためにドローンを導入
ドローンを使用することで、肥料散布や作物の生育状態の確認をします。
今後は空撮したデータを基にAIでの収量予測をできるようにします。
クラウド型生産管理システム
クラウド型「生産管理システム」を活用することで、下記の情報を社内で共有しています。
- ・作物の生育状況の記録、圃場の位置面積情報
- ・巡回記録、空撮記録
- ・栽培履歴の登録・確認(肥料・農薬)
- ・スケジュール管理
システムを活用し栽培工程をマニュアル化することで安定した収穫量の確保を実現します。